ハーレーの本場であるアメリカのカスタム技術

ハーレーのカスタムは趣味のひとつとして確立するほど広く普及しています。カスタムを専門に楽しむ人も少なくありませんが、その中でもアメリカのアメリカ技術は世界一と言っても過言ではありません。ハーレーがアメリカ生まれのバイクであることも理由のひとつですが、それ以上にアメリカ人の生活とハーレーが密接な関係にあることが大きく関係しています。

アメリカは人口が集中する都市部以外のほとんどが荒野であり、そのような中で立ち往生するのは非常に危険です。そのため、長時間の走行でもトラブルが起きないことを目的としたカスタム技術が進歩しました。もちろん、ハーレーのデザイン性を向上させる目的のカスタムも広く行われています。

アメリカ国旗アメリカのカスタム技術は実用性を保ちつつ、ハーレーの美しさを損なわない方向で進歩したのが大きな特徴です。他の国では実用性とデザイン性は別物として扱うのが普通であり、カスタムの方向性がそれぞれ異なります。しかしアメリカの場合はひとつのカスタムでハーレーの走行性能とデザイン性の両方を向上させるのが一般的です。この姿勢は他の国のハーレー乗りに大きな影響をもたらし、現在ではアメリカ流のカスタムが主流になっていると言えます。また、カスタム用のパーツもアメリカ製の物に人気が集まっていますが、これは性能が高いうえに個性的なデザインが多いことが理由です。

アメリカを象徴するバイクがハーレーであり、アメリカ人にとっては特別な一台です。それだけにカスタムの進歩も著しく、車両の美しさを損なわずに性能を向上させる技術は他の追随を許しません。

ハーレーは単なる乗り物ではなく、アメリカ人の魂の拠り所と言っても過言ではありません。

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