ハーレーに二人乗りする時の注意点と罰則の条件

バイクに二人乗りをする場合に定められている条件がいくつかあります。比較的多くの人に認知されているのが排気量51cc、所謂原動機付自転車と呼ばれるバイクは不可という条件です。
大型バイクに分類されるハーレーはこの点については問題ありません。
意外と知られていない条件として挙げられるのが、年齢制限と免許を取得してからの期間です。日本の道路交通法では、免許を取得してから1年に満たない人が運転する車両の二人乗りは禁じられています。ただし、これは二輪車にだけ適用される法律で、乗用車であれば問題ありません。こうした理由からこの条件を知らずに違反をしてしまうライダーも多くいます。走行する道路が一般道ではなく高速道路だった場合には、前述した取得期間に20歳以上という年齢制限が加わるので注意が必要です。

二人乗りをする時は、バイク本体や乗車する人の装備にも気を付けなくてはいけません。バイクの装備で見落としがちとなるのがシートの大きさです。ハーレーのシートにはソロシートと呼ばれる種類のものもあります。これは文字通り一人で乗ることを想定したパーツですから、二人乗りは違反です。ダンデムを楽しむのであれば、同乗者の安全かつ負担を軽減することができるツーアップタイプを選ぶ必要があります。

バイクの乗車で必須となっているヘルメットの着用義務は運転手だけでなく同乗者にも課せられているため、忘れずに安全基準を満たしたヘルメットを着用しましょう。

これらの条件に違反をしてしまうと、法律に則って罰則が適用されます。

二人乗りの違反は反則金や点数の原点はもちろん、悪質と判断されると10万円以下の罰金が課せられてしまうこともあるのでルールを守ることが大切です。