ツーリングをする時に必要なバッテリーとハイオクガソリンの確認

ツーリングカスタムはもちろん、独特の重低音を体で感じながら走行するのもハーレーにおける楽しみの一つで、休日に仲間と共にツーリングをするライダーも多くいます。こうしたツーリングをする上で、忘れてはいけないのが出発前の点検です。
通勤や通学のように、短い距離を走行するのとは違って、長距離になりやすいツーリングの場合、出先でトラブルが起こらないようにしなくてはいけません。タイヤの空気圧やチェーンの緩みなど、チェックポイントはいくつかありますが、中でも重要となるのがハイオクガソリンです。

カバー一見当たり前のように感じられるこのチェック項目は、当たり前だからこそうっかり見落としてしまうポイントになります。高速道路や近くに給油ができる場所がない山道でガス欠になってしまうと、他のバイクから分けてもらうなど迷惑を掛けることになりかねません。足りないと感じたら事前に給油をしておくことが必要になります。特に気をつけなくてはいけないのが長期間使用せずに放置しているケースです。ガソリンタンクはバイクの構造上、密閉にすることができないため、時間の経過と共に徐々に蒸発されていきます。数ヶ月程度であれば問題ありませんが、1年以上放置していた場合は大幅に減っていることもあるので忘れずに確認しなくてはいけません。

そしてガソリンと共に見落としがちなのがバッテリーです。バイクのバッテリーはエンジンの始動から、灯火類の点灯や点滅など様々な役割を担っています。密閉式で専用の液剤を補充できないタイプの場合、バッテリー上がりを始めとしたトラブルが起こると対応が難しいのが実情です。
事前に残量を確認して、必要に応じて充電や交換を済ませておくことが大切になります。